2011年度各アニメ賞
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門
大賞
魔法少女まどか☆マギカ(テレビシリーズ・長編)
優秀賞
鬼神伝(劇場公開・長編)
ももへの手紙(劇場公開・長編)
マイブリッジの糸(短編)
Folksong&Ballads(短編)
新人賞
やさしいマーチ(短編)
Rabenjunge(短編)
Rain town(短編)
2011年12月31日土曜日
2011年12月30日金曜日
2011年度各漫画賞
なんだかすごい今さらだけど2011年度の各漫画賞の受賞作品を挙げておく。
ぼくが一番参考にしているのは「文化庁メディア芸術祭マンガ部門」で、ここはあまり有名ではないけれど、面白い作品が挙がってくる。2010年度の『ぼくらの』とかはほかのどの賞もあげていなかったと思う。手塚治虫文化賞は読み逃していた有名どころを押さえるのに便利。
「全国書店員が選んだおすすめコミック」と「マンガ大賞」は書店員が選ぶ賞。「このマンガがすごい!」は雑誌が選ぶもので、賞ではない。毎年こんだけの賞とかにでてきた作品全部読むだけでもかなりの量になる。
手塚治虫文化賞
第15回(2011年)
マンガ大賞:
村上もとか 『JIN-仁-』
松本大洋/原作・永福一成『竹光侍』
新生賞:荒川弘 『鋼の錬金術師』
短編賞:山科けいすけ 『C級さらりーまん講座』『パパはなんだかわからない』などサラリーマンを描いた一連の作品に対して
文化庁メディア芸術祭マンガ部門
第15回(2011年)
大賞:土星マンション(岩岡ヒサエ)
優秀賞:
あの日からのマンガ(しりあがり寿)
皺(Paco Roca(パコ・ロカ))
秘密 ―トップ・シークレット―(清水玲子)
ファン・ホーム -ある家族の悲喜劇-(Alison Bechdel(アリソン・ベクダル))
新人賞:
なかよし団の冒険(西村ツチカ)
まげもん。(昌原光一)
マスタード・チョコレート(冬川智子)
審査員:さいとうちほ(主査)、竹宮惠子、細萱敦、みなもと太郎、村上知彦
全国書店員が選んだおすすめコミック
http://p.tl/kQsQ
1位 「進撃の巨人」(諫山創)
2位 「3月のライオン」(羽海野チカ)
3位 「テルマエ・ロマエ」(ヤマザキマリ)
マンガ大賞
http://p.tl/bQ7J
3月のライオン(羽海野チカ)
このマンガがすごい!
http://p.tl/je40
2011年版
オトコ編1位「進撃の巨人」諫山創
オンナ編1位「HER」ヤマシタトモコ
2011年10月11日火曜日
原秀則『電車男』
電車男についてはもちろん知っていたけれど、こうして作品なんかを読むのははじめて。もちろん、ログも見たことがなかった。これがなかなかいい。恋をしたことさえなさそうな若い男の子が、女性とひょんなことから知り合って、見ず知らずのネットの人たちにアドバイスされ、後押しされ、一歩一歩階段を登っていく、という話。
この漫画でとくによかったのは、「電車男」の初々しさが細かく描かれていたこと。読んでいるこっちが恥ずかしくなるほど、「電車男」はすべてのステップで気後れし、あるいは相手の意図に気づかなかったりする。食事に誘うのにものすごい躊躇したりするのが、初初しいったらない。自分にもこういう時期があったなあ、と多くの人が共感すると思う。
この漫画でもう一ついいところは、これが珍しく男視点の一人語りになっているところ。好きな人ができて悶々とする話は女の子が主人公のはたくさんあるけれど、男が主人公ってのはじつはあんまりない。しかも、にぶくて天然でにくめないキャラがうまく造形されていてとてもよい感じだ。読みながら、掲示板の人たちのように、熱くなりながら主人公を応援してしまわずにいられない。
この漫画でとくによかったのは、「電車男」の初々しさが細かく描かれていたこと。読んでいるこっちが恥ずかしくなるほど、「電車男」はすべてのステップで気後れし、あるいは相手の意図に気づかなかったりする。食事に誘うのにものすごい躊躇したりするのが、初初しいったらない。自分にもこういう時期があったなあ、と多くの人が共感すると思う。
この漫画でもう一ついいところは、これが珍しく男視点の一人語りになっているところ。好きな人ができて悶々とする話は女の子が主人公のはたくさんあるけれど、男が主人公ってのはじつはあんまりない。しかも、にぶくて天然でにくめないキャラがうまく造形されていてとてもよい感じだ。読みながら、掲示板の人たちのように、熱くなりながら主人公を応援してしまわずにいられない。
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